皮膚科
皮膚科の診療について
当院では皮膚科の医師によるアトピー性皮膚炎、湿疹、じんましん、皮膚炎などの皮膚科診療を行っております。
皮膚の症状が内臓の病気のサインであることもあります。
気になる症状がありましたら、お気軽にご相談下さい。
皮膚科外来診療:水曜午前(10:00~12:00)・金曜午前(10:00~12:00)
爪水虫
爪水虫の治療が新しくなりました。
これまでの爪水虫の治療では、内服薬の服用による治療を行っておりましたが、新たに外用薬を用いた治療も行うことができるようになりました。
どちらも保険適用のお薬で、これまでよりも簡便に治療を行うことができるようになりました。
帯状疱疹
帯状疱疹とは
帯状疱疹とは小さな水ぶくれができる病気(ヘルペス)の一種で、子供の頃によくかかる水ぼうそうのウィルスが原因で起こります。水ぼうそうがなおった後もウイルスは体の中に潜み、加齢やストレス、過労によって免役力が落ちた時に発症します。
帯状疱疹の症状
体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みの後、赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れます。皮膚と神経の両方でウイスルが増殖するため、強い痛みが生じます。
水ぶくれは顔、胸から背中、おなかなどに良くでき、体の片側に広がります。人によって発症する場所は様々です。目の角膜にできると視力が低下することもあります。
帯状疱疹が発症したら
- 症状が出たら、早いうちに医師の診療を受け、安静に過ごしましょう。
- 水ぶくれがやぶれると細菌感染がおこりやすくなるので、破らないように気をつけましょう。
- 帯状疱疹はほとんどうつりませんが、水ぼうそうにかかったことのない人にはうつることがあるので、幼い子供との接触は避けましょう。
- 通常、皮膚症状がなおると痛みも治まりますが、痛み(帯状疱疹後神経痛)が続くことがあります。
帯状疱疹は早期に適切な治療を行うことで、症状を軽くし、合併症や後遺症(帯状疱疹後神経痛)のリスクを減らすことができます。
帯状疱疹の予防
2種類のワクチンあり、当院でも対応しておりますのでご希望の方はご相談下さい。
ニキビ治療
ニキビは毛穴に皮脂がたまり、ニキビ菌によって化膿することで悪化します。
ニキビ治療薬の説明
ニキビの原因菌の増殖を抑えたり、ピーリング作用により毛穴のつまりをなくす薬や、毛穴をふさぐ角質層を薄くし、また、皮脂や皮膚細胞が外に排出されることを助ける効果のある薬などでニキビの発生を抑えたり、ニキビの炎症を抑えます。
これらの薬で皮膚に荒れを起こしたりと合わない場合もあるので、使用に際しては注意が必要です。
炎症したニキビには、抗生物質の外用薬を用います。
悪化した場合は、抗生物質の内服治療も行います。
長期に炎症を繰り返す場合には皮脂の分泌を整える作用のあるビタミン剤の内服や、漢方薬の内服が有効な場合もあります。
使用上の注意
- 眼、目のまわり、口唇、その他の粘膜や傷口には使用しないでください。
- 漂白作用があるので、髪、衣類などに付着しないように注意してください。
- 使用開始初期に一時的な肌荒れを起こす場合があります。
- 紫外線ケアが必要になります。
- 人によっては、赤くなったり、ピリピリ痛む場合もあります。